2019年4月26日(金)全国公開!
アベンジャーズ/エンドゲーム
2019年/アメリカ/カラー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 MARVEL
鑑賞日:2019年5月10日(金)
TEXT:キッズイベント 高木秀明
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しむために
最低限観ておくべき、おすすめの10本!
観てきました。『アベンジャーズ/エンドゲーム』。劇場で観たいと思ったため、このゴールデンウィークは『アベンジャーズ』シリーズで観ていない作品を一気観。そしてせっかくの機会なので、少し奮発してIMAXシアターにしました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、これまでの11年間の『アベンジャーズ』シリーズ22作品の集大成です。今まで蓄積されてきた歴史を知っているからこそ最大限楽しめるものであるため、いきなりこの作品だけを観ても素晴らしさは半減してしまいます。
そこで、興味はあるけど『アベンジャーズ』シリーズをあまり観ていないからと鑑賞を躊躇している方に、最低これだけ観ておけば『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しめるであろう10本をピックアップしました。おそらく6月中旬頃までは劇場公開していると思われるため、今からでもまだ間に合います!
全体の流れがわかっていれば『アベンジャーズ/エンドゲーム』をたっぷり楽しめることはもちろん、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観に行くまでの間も「どうなるんだろう?」と、いろいろな想像を巡らせ、ワクワクした気持ちを楽しめると思います。そして観終わったあとも「あれはどういう意味だったんだろう?」という疑問をネットで調べたり、鑑賞前から後まで、しばらくの間はずっと楽しめることでしょう。
『アベンジャーズ』のような、幾重にもクロスオーバーしている多数の作品を交えてひとつの大きな作品をつくり出すという壮大な物語はなかなかありません。さらにヒーローだけでも30人以上が登場し、それぞれの能力を活かした見せ場もたっぷり。人間の想像力ってすごいなということも改めて感じられる作品です。
最低と言いつつも10本になってしまいましたが、『アベンジャーズ』は “インフィニティ・ストーン” という6つの石を使って(正確には異なりますが)宇宙の破壊を目論むヴィラン(悪役)から地球、仲間を守る話なので、インフィニティ・ストーンに関連している作品をメインに選びました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に向けて、6つのインフィニティ・ストーンをめぐるそれぞれの背景、いま宇宙のどこにあるか、誰が持っているか、そしてヒーロー同士はどのように出会い、志を同じくして関係を深めてきたのかを理解しておくといいでしょう。
10本は多いと感じると思いますが、どの作品も素晴らしく、ほとんどはしっかりと完結しているので、1本1本を楽しんでいるうちに全部観終わってしまうと思います。お気に入りのヒーローができると、さらに全体を楽しめますよ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しむために
最低限観ておくおすすめの10本!
① アイアンマン(2008年)
② アベンジャーズ(2012年)※
③ マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)※
④ キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
⑤ アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)※
⑥ キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー(2016年)
⑦ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)※
⑧ ドクター・ストレンジ(2016年)※
⑨ マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)
⑩ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)※
※印は特にインフィニティ・ストーンと関係の強い作品です。
そして余裕があれば
① の次に キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)※
⑧ の次に スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
⑨ の次に ブラックパンサー(2018年)
ヒーローだって完璧じゃない
悩み、後悔し、それでも前へ進む!
『アベンジャーズ』という作品の素晴らしさは、たとえヒーローと言えども正義や考え方はそれぞれ異なるということをしっかりと示しているところ。もっと言えば、史上最強のヴィラン(悪役)と言われるサノスも自らの正義を貫くために動いていて、その考えはとても論理的で間違いではありません。自分の信念は間違えていないか、何を守り、何を貫くのか、ヒーローたちも私たちと同様、悩んだり、後悔したりしながら、一歩ずつ前に進み、成長しているのです。
さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』にはヒーローたちの今までを知っているからこそ楽しめる仕掛けも満載。あれはこう繋がるのかと伏線を回収したり、あの出来事の裏側にはこんなことがあったのかとか、鑑賞中は頭がフル回転でした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観たことで、まだ観ていない過去の作品も観たくなることでしょう。また観たことのある作品も、何年も経っていると忘れているところが多々あります。ある程度の短期間で、公開年順に全作品を観直すのも楽しそうです。
2019年4月末まで公開していた『キャプテン・マーベル』も『アベンジャーズ/エンドゲーム』とつながりがありますが、2019年5月の時点ではDVDの発売もレンタルもありません。なので『キャプテン・マーベル』のレンタル開始が楽しみになるでしょうし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は確かにひとつの大きな区切りでシリーズの “完結編” ではありますが、“終わりは始まりの始まり” とも言います。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年6月28日(金)に公開されるとの発表もあり、新たな展開になって、これからもまだまだ楽しめそうです。
最後に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を映画館で観るにあたり、ネットにある多くの方がまとめたあらすじや見どころ、感想を拝見させていただきました。詳細を忘れている過去作品の復習やヒーロー同士の相関図などもとても役立ちました。ネタバレの内容が含まれているものにはちゃんと「ネタバレ」と表記していて、安心して楽しむことができましたし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』をひとりでも多くの人に楽しんでもらいたいという気持ち、そして「MARVEL」「アベンジャーズ」に対する愛をヒシヒシと感じました。この場を借りて、お礼を申し上げます。おかげさまで『アベンジャーズ/エンドゲーム』をとても楽しむことができました。
なお、『アベンジャーズ』シリーズには現在以下の22作品があります。『アベンジャーズ/エンドゲーム』も、1度観てすべてを理解できるものではないと思います。ぜひ何度も観て、その世界観を楽しんでいただければと思います。
【フェーズ1】
「アイアンマン」からすべてがはじまる。初期「アベンジャーズ」6人が登場!
① アイアンマン(2008年)
② インクレディブル・ハルク(2008年)
③ アイアンマン2(2010年)
④ マイティ・ソー(2011年)
⑤ キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
⑥ アベンジャーズ(2012年
【フェーズ2】
新たなヒーローの登場と、「アベンジャーズ」分裂のはじまりを描く。
⑦ アイアンマン3(2013年)
⑧ マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年
⑨ キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
⑩ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
⑪ アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
⑫ アントマン(2015年)
【フェーズ3】
インフィニティー・ストーンをめぐり、一致団結した「アベンジャーズ」が最強ヴィランと最終決戦!
⑬ シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
⑭ ドクター・ストレンジ(2016年)
⑮ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
⑯ スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
⑰ マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)
⑱ ブラックパンサー(2018年)
⑲ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
⑳ アントマン&ワスプ(2018年)
㉑ キャプテン・マーベル(2019年3月15日公開)
㉒ アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年4月26日公開)
【フェーズ4】
今後の展開はどうなる?
㉓ スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年6月28日公開)
㉔ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 3(仮題/公開日未定)
【映画紹介】2019年4月26日(金)全国公開! アベンジャーズ/エンドゲーム
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