「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪世界を体感できるイベント「ゲゲゲの妖怪100物語」が、2019年8月10日(土)から池袋サンシャインシティで開催! 水木しげるさんの奥さまの武良布枝さん(中央)と水木しげるさんの長女で水木プロダクション社長の原口尚子さんが登場!
鬼太郎と妖怪たちが大集合!
「ゲゲゲの鬼太郎」の世界を体感!
子どもたちにも、そしてその親世代にも大人気の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」。水木しげるさんが描き出した妖怪たちはちょっと怖いけれど愛嬌もあり、今も昔も子どもたちの心を掴んでいます。
そんな「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪世界を体感できるイベント「ゲゲゲの妖怪100物語」が、2019年8月10日(土)から池袋サンシャインシティで開催! 水木しげるさんの描いた100もの妖怪が大集結しています!
【イベント概要】「ゲゲゲの妖怪100物語」2019年8月26日(月)まで池袋サンシャインシティで開催!
水木しげるさんの奥さまの武良布枝さんは、「本日はありがとうございます。本人(水木しげる先生)が生きておりましたら喜ぶことだと思います。感無量でございます」と挨拶
最近は減った妖怪の出る “暗闇” を再現!
アニメは平気でも、ここはちょっと怖いかな?
会場に入るとすぐに通されるのは「妖気の部屋」。用意されているイスに座ると次第に室内は真っ暗となり、妖怪たちのうごめく音だけが聞こえてきます。小さなお子さんにはちょっと怖いようで、「お家に帰りたいよ〜」という声も聞こえていましたが、まだまだここは入口です。
「妖気の部屋」を出て歩いていくと、「かわうそ」「油赤子」「傘ばけ」「つるべ落とし」などのさまざま妖怪が現れます。水木しげるさんは晩年、妖怪が減ってしまったことを嘆いていたようですが、その原因は電気の普及。暗闇が減るとともに、妖怪も姿を消してしまったそうです。そこで会場内は、昔の日本の暗闇を再現。今の世ではあまり感じられない、妖怪の出る雰囲気も体感できます。
水木しげるさんの長女で水木プロダクション社長の原口尚子さん。「この展覧会は、水木が生き生きと過ごしていた子ども時代と同じ、暗くて妖怪の出そうな雰囲気を再現してました。妖怪の出る雰囲気を体感し、楽しんでください」
開催初日に集まっていた子どもたちは、やはりみんな「ゲゲゲの鬼太郎」が大好き。日曜日のあさ9時から放送中のテレビ番組はもちろん、水木しげるさんのタッチが色濃く残っている昔の作品を観ている子もいました。
3歳で怖がる子もいれば、全然平気な子もいましたが、小さなお子さんは、やっぱり怖いと感じる子が多い印象でした。
しかし、鬼太郎と一緒に写真が撮れる撮影スポットではみんなニコニコ顔。大好きな鬼太郎と握手したりハグしたりしていました。
妖怪は子どもたちに何を教えてくれるのでしょうか? この世は人間だけのものではないということ? 共存? やってはいけないこと? それもあると思いますが、感じる力、想像する力もそのひとつかなと感じた展覧会でした。
「ゲゲゲの妖怪100物語」は、2019年8月26日(月)まで池袋サンシャインシティで開催! 鬼太郎はもちろん、たくさんの妖怪にも出会えますよ!
鬼太郎と握手! 嬉しくって笑顔がこぼれます
角を曲がると提灯を持った「かわうそ」が。水木さんの子どもの頃は、実際にこんなことがあったのでしょうね
行灯の油を舐める赤ん坊の姿の妖怪「油赤子」。当時、油はとても貴重なものだったので、無駄にするなという教訓かも
「傘ばけ」に近づくと、突然ジャンプ! ちょっとびっくり!
巨大な顔の「つるべ落とし」の出現に、お子さんたちはお父さんにしがみついていました
雪と氷に閉ざされた風雪洞窟
火炎に焼かれた灼熱の洞窟「火炎の洞窟」
妖怪が大集合した撮影スポット
鬼太郎と一緒に写真が撮れるコーナーも。後ろのクルマに乗って撮影することもできます
撮影した写真は台紙に入れてくれます(1,500円)。今日のいい思い出です
会場を出ると「ゲゲゲの鬼太郎 魂とアート」という、VRと3D映像が楽しめるコーナーがありました。いずれも5分程度で、こちらはVRの「VR魂の送り火」。お盆の時期にぴったりの内容
こちらは飛び出す3D映像の「3D魂の行方」。鬼太郎の物語を迫力の3Dで楽しめるんだけど、どのシーンで、こんな格好になっているんだろう?
300アイテム以上のオリジナルグッズを販売している「妖怪百貨店」。おもちゃで遊べるコーナもありました
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