先日、人間ドックに行ってきました。
その中でも、私にとって一大イベントである「胃カメラ」から様々な学びを得たので、ブログにまとめたいと思います。
1.人生で3度目の胃カメラ
胃カメラをされた方はご存知だと思いますが、鎮静剤をうって、寝ている間に検査が終わるパターンと、喉などの部分麻酔をして意識がある状態で検査をするパターンの2つがありますね。
私は毎回、後者なのですが、これはこれは、痛くて、気持ち悪くて、(嘔吐しそうになり)恥ずかしくて、と本当に辛い時間なのです。
2回目までは、「喉」から胃カメラをしてたのですが、本当に辛すぎるため
少しでも気持ち的、身体的に軽減をしたく、
チューブの管が細い?という噂を聞きつけ、
今回は「鼻」からにチャレンジしました^_^
2.「鼻」からの医師から学ぶ営業プロセス
結果的に「喉」も「鼻」も、痛さや気持ち悪さは、大差はなかったのですが、
精神的な不安要素は「鼻」の方が安心感が半端なく、雲泥の差ほどありました。
ここでは「鼻」というパーツの話をしたいわけではなく、「鼻」からチューブを入れる医師の関わり方が最高に良かったということをお伝えしたいのです。
その医師は部分麻酔して、チューブが入るのを怖がる私(患者)に対して、以下のメッセージを伝え続けてくれました。
1.チューブが入る前→「辛いですよね〜」
2.チューブが鼻に入ったとき→
「真っ暗なので誰も見えないから、たくさん口から出しても大丈夫ですよ〜
みなさんそうしてますのでね。」
3.チューブが喉を通過→「上手にのど通ってますよ!上手です!その調子です」
4.検査終了→「頑張りましたね」
3.どれだけ相手に寄り添い、問題解決のパートナーでいれるか
これら適時のメッセージにより、私が抱えていた不安がみるみる払拭されていきました。
これを営業目線で考えると、以下になります。
一言で言うと
「問題解決のパートナー」である、と。
医師は、私の気持ちに寄り添ってくれ、同じゴール(今回でいうとスムーズな検査)に向かって助走するパートナーだと感じ、10分程度の検査終了後には信頼関係を構築していました。
医師は意図的になのか、患者である私を以下のようにファン化させていきました。
1.チューブが入る前→「辛いですよね〜」→共感
2.チューブが鼻に入ったとき→
「真っ暗なので誰も見えないから、たくさん口から出しても大丈夫ですよ〜
みなさんそうしてますのでね。」 →恥ずかしさや不安払拭
3.チューブが喉を通過→「上手にのど通ってますよ!上手です!その調子です」→褒める、育てる
4.検査終了→「頑張りましたね」→承認、安心感、ファン
共感→不安払拭→褒める→ファン化
それを身を以て実体験しました。
4.全ての事象に学びがある
私は人間ドックの胃カメラにおいて「鼻」からチューブを入れる医師から、学びをいただきました。
当たり前の対応と捉えると学びを得ることがなかったと思います。
どんなシーンでも色々な視点で物事を見たとき、本当に学びはたくさん得られるな、と感じます。
失敗からでも、他者の出来事からでも、私生活においても、どこでもいつでも、たくさんの学びがありますね。
今回、この医師から学んだことを実践に活かしていきたいと思います。
さて最後に余談ですが、クリニックを出た後、すぐに考えたのはまた同じクリニックで人間ドックしようと、次の予約をしたのでした^_^
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