「どうする!?エネルギー大転換」展に行ってきた!

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!化石燃料から脱却!
次世代の持続可能なエネルギーは何?

2017年にドイツ博物館(ミュンヘン)で開催され、約68万人が来場した企画展「energie.wenden(エナギー・ヴェンデン/邦訳:エネルギー転換)」の巡回展、「どうする!?エネルギー大転換」展が2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催! 開催前日のプレス内覧会に行ってきました。

【イベント概要】「どうする!?エネルギー大転換」展 2020年1月17日(金)~3月29日(日)日本科学未来館で開催!




展示会場は日本科学未来館に入ってすぐとなる1階のコミュニケーションロビー。誰もがすぐに気がつくオープンスペースで、エネルギーにまつわるシンプルな選択問題に答えていくだけで、化石燃料からのエネルギー転換方法について、自分がどのような価値観を持っているかを6つのタイプの中から診断することができます。環境問題に少しでも関心のある方なら、“ちょっとやってみようかな” と思わせてくれます。

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

入口で黄色い投票用紙をとり、質問に3択から自分が最適と考える答えを選びます

選択問題は10個あり、4つ以上に答えれば診断が可能。答える質問や順番も自由。時間をかけずに気軽に楽しむことも、自分とは異なる考えを持つ人の意見を聞いたり、日本のエネルギー事情を紹介するパネル展示を読んだりして、じっくりと楽しむこともできるようになっています。

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

投票用紙は一見すると意味不明な感じ。これがどのようになっていくかも楽しみです

“エネルギーの選択は、未来の選択”
子どもたちと一緒に考えてほしい

内覧会で同展の概要を説明してくれたドイツ博物館のウォルフガング・M・ヘッケル館長が「エネルギーの将来について真剣に考えるとき。同展を通してエネルギー転換について考えてもらうきっかけを提供したい」と語っていたように、地球温暖化の大きな原因のひとつとされる化石燃料からの脱却は、かなり喫緊の課題となっています。

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

「同展を若い人たちに体験してほしい」と、ドイツ博物館のウォルフガング・M・ヘッケル館長

2030年までに世界の気温が産業革命前の水準より1.5度上昇してしまうかどうかで、その後の人類の運命が大きく変わってしまいますが、それには2030年までに、CO2の排出量を2010年の時と比べて約45%削減する必要があります。個人で取り組む節電などの温暖化対策ももちろん重要ですが、約45%の削減には、“国をあげて” 同展のタイトルにもなっている、“エネルギー大転換” が必要不可欠です。

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

「エネルギーの選択は、未来の選択です。エネルギー転換の議論を進めるためには、科学的な根拠やデータにもとづくことが大切」と、日本科学未来館の池辺靖氏

同展を体験すると、答えはひとつではないことを改めて実感します。立場が異なれば価値観も異なり、ひとつに絞り込むことは難しい。来場者の回答は集計されて立体グラフに表示されるため、自分の選択を他の人たちの選択と比較することができたり、大多数の考えを知ることができますが、果たしてそれが正解なのかはわかりません。しかし、進むべき方向は早く決める必要があります。

残念ながら、温暖化の問題は子どもたちが引き継ぐことが確実になっています。10年、20年後、この社会で活躍しリードする子どもたちと一緒に、今からエネルギーの転換をどのように進めていくかを考えるには、とてもいい展覧会です。そして、少しでも良い状態で子どもたちにバトンタッチしたいものです。2030年までは、今の大人たちが絶対になんとかしなければならない問題です。

「どうする!?エネルギー大転換」展は、2020年3月29日(日)まで日本科学未来館で開催!

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2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

投票用紙を持ち、まずは1つめの質問「発電所からの二酸化炭素を、どうやって減らす?」。小学生くらいから楽しめるようになっていますが、少し難しいと感じる質問もあるかも。ぜひ親御さんと一緒に体験してみて

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

投票用紙を機械の右下に差し込むと。 A:天然ガスに補助金 B:炭素税 C:地下に埋める という選択肢が表示されます。選んだA〜Cのいずれかのボタンを押します

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

選んだ選択肢に賛成の意見、そして反対の意見も表示されます。選択肢は変更することもできますが、常に賛成、反対意見があり、いろいろな意見があることがわかります。そしていずれも間違えというわけではありません

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

10の質問すべてに答えると、投票用紙にはこのようなパンチ穴が空きます(選んだ選択肢によりパンチ穴の位置は異なります)

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

投票用紙を機械に入れて投票します

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

まずは1番のスリットに投票用紙を差し込みます

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

次に2番のスリットに投票用紙を差し込むと、エネルギー転換に対する自分の価値観がわかります。価値観は6つのタイプがあり、筆者は「社会的良心タイプ」でした

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

6つのタイプの説明も展示されています。家族や友人などたくさんの人でやると、いろいろなタイプ、考えがわかっておもしろそうです。そしてぜひいろいろと話し合ってください

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

投票結果は立体グラフで表示されます。1つめの質問にAと答えた人が何%、Bと答えた人が何%といった感じです。たくさんの人が投票することで、多数の意見がわかります

2017年にドイツ博物館で開催し約68万人が来場した人気の企画展「どうする!?エネルギー大転換」展が、2020年1月17日(金)から日本科学未来館で開催、行ってきた!地球温暖化を防ぐため、化石燃料からどのようにエネルギー転換を進めるかを考える体験型展覧会。エネルギーの選択は、未来の選択、子供と一緒に体験してほしい!

3つの選択肢からはなかなか1つを選べなかったり、まったく違う意見ということもあると思います。そんなときは、このアンケートに書き込みましょう



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