サンシャイン水族館 大型リニューアル第3弾!
美しいクラゲを楽しめるクラゲエリアが登場!
サンシャイン水族館の大型リニューアル第3弾となる “クラゲ” をメインにした新エリア「海月空感(くらげくうかん)」が、2020年7月9日(木)にオープン! さっそく内覧に行ってきました!
新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が解除され、6月19日(金)には県をまたいでの移動も可能となり、サンシャイン水族館には朝からたくさんのお子さん連れが来ていました※1。楽しそうに魚を見ている子どもたちの姿を見るのは久しぶり。それだけでも嬉しくなってきます。
疲れた体と心に
安らぎを与える癒しの空間!
不思議なもので、“クラゲ” に特別な興味がなくても、テレビや動画、水族館で見かけると、しばらくその場から動けなくなります。ゆらゆらと漂う長い触手、心臓の鼓動を思わせるような傘の拍動、薄暗い空間の中で照らし出される透きとおった体はとても幻想的で、何かに誘われるよう、時を忘れて見入ってしまいます。そして、心が静まっていくのを感じます。
クラゲのようなゆったりとした動きを見ると心が安らぐ効果は、精神科医のお墨付き※2。ふわふわと浮かぶクラゲを “ぼ〜っ” と眺めることで、緊張状態がほぐれ、リラックスできるそうです。
新型コロナウィルス感染症により、多くの方が今まで感じたことのないストレスを感じていたことと思います。そして残念なことに、このストレスは、まだ少し続きそうな気配ですが、この「海月空感」は、そんなストレスフルな心を癒してくれる最適な空間です。
※オフィシャル動画国内最大級!
横幅約14m「クラゲパノラマ」水槽!
「海月空感」最大の見どころは、なんと言っても国内最大級※3となる横幅約14メートルの「クラゲパノラマ」水槽! 視界いっぱいにゆったりとした動きのミズクラゲが広がり、まるで水中世界に入り込んだかのような没入感を体験できます。
クラゲの水槽は背景が明るめの青で、白いクラゲとのコントラストが美しいものが多い中、クラゲパノラマは暗い海の中でクラゲと出会うことをイメージした黒にこだわっています。
さらにクラゲの漢字は「水母」「海月」「久羅下」などいくつもありますが、このスペースは「海」の「月」と書いた「海月空感」なので、夜空に浮かぶ月が暗い海に差し込む様もイメージしたそうです。青と白もいいですが、黒と白はより幻想的。月明かりに照らされる海、静寂も感じられました。
長い触手が “動くアート”「クラゲスクリーン」
長く伸びる触手を持つシーネットルの仲間を鑑賞できる「クラゲスクリーン」では、赤いラインが印象的なアカクラゲを展示しています。たくさんのアカクラゲが触手をなびかせて漂う様は、まるで動く絵画。素晴らしい絵ができたかと思うとすぐに崩れ、また新たにつくられ、癒されながらも、“ハッ” とする美しさを何度も楽しめます。
全方位型クラゲ空間「クラゲトンネル」
2011年に完成した日本初の「クラゲトンネル」は、今回のリニューアルで反射する床材に変更したことでクラゲの映り込みをうながし、360度クラゲに囲まれる空間に。水中にいるかのような浮遊感を楽しめます。
当初からクラゲが美しく見える水流にはこだわり、このクラゲトンネルでは、水槽内の左右と頭上に大きく八の字を描くよう3つの水流をつくることで、クラゲたちが水の流れにのって回遊するように設計、どこを見ても美しいクラゲの姿を楽しめるようになっています。
なお水流へのこだわりは「クラゲトンネル」だけではなく、すべての水槽で行なわれています。同じ水槽でもクラゲを入れ替えたときや、クラゲが1ヵ所に滞留してしまうようなとき、水流のバランスが崩れ水の吸い込み部分にクラゲが集まってしまうこともあり、スタッフの方は毎日水槽内の様子を見て微調整を繰り返すそうです。横幅約14メートルの「クラゲパノラマ」水槽には、水流を調節するバルブが40以上も設置され、美しいクラゲの姿が楽しめるよう、常にバージョンアップしているそうです。
クラゲが飛び出す!「クラゲルーペ」
薬のカプセルのような形の水槽「クラゲルーペ」には、インドネシアシーネットルを展示。手前に来ると大きく見えるルーペのようになっています。今後「クラゲスクリーン」でもインドネシアシーネットルを楽しめる予定もあるそうです。
今にも頭に滴れてきそう!? 「クラゲドロップ」
まるで雫の中にクラゲがいるよう。「クラゲドロップ」ではタコクラゲを展示しています。
万華鏡のように広がる「夢幻海月」
後ろに鏡があり、万華鏡のようにクラゲを楽しむ「夢幻海月」。水槽の中にいるクラゲはブルージェリー。2本の円柱に見えますが、実は輪のようにつながっていて、クラゲは水流によってグルグルと循環しています。よく見ると、先ほどは後ろにいたクラゲが手前に来ていることも。
新オープンする「海月空感」は、新たに書き下ろされたオリジナルサウンドやオリジナルアロマ、照明など細部にまでこだわり、ゆったりと漂う美しいクラゲの姿とともに、究極の “癒し” 空間となっています。心から癒されたいと思ったら、ぜひ一度、「海月空感」を体験してみてください。
なおTwitterでは「#毎日海月」でクラゲや飼育している様子を紹介、インスタライブなども実施予定。自宅にいても、癒してもらえそうです!
2020年7月9日(木)、サンシャイン水族館に新クラゲエリア「海月空感」がオープン!
※1:新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、「海月空感」オープンから当面の間、入場制限が行われます。詳しくはサンシャイン水族館のホームページをご確認ください。
※2:精神科医/産業医 奥田弘美先生「ゆったりとしたクラゲの動きをぼーっと眺めることで、日々緊張しがちな脳や心をほっと憩うような安らぎのひと時をもてるようになり、自律神経を整えることにもつながる」とおっしゃっています。
※3:2020年6月25日時点、サンシャイン水族館調べ。
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