日本初!ハロウィンに妖怪コスプレで
悪病退散祈願!
“悪病退散” を祈願する夜神楽奉納や和太鼓演舞に加え、ハロウィンならではのコスプレコンテストや夜市などさまざまなコンテンツを展開する日本初の妖怪がテーマのハロウィンイベント「もののけハロウィン」が、2020年10月30日(金)・31日(土)の2日間、広島県三次市(みよしし)にある「湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」で開催!
広島県三次市は、江戸時代以降、現代にいたるまで、絵本や絵巻、漫画の題材にもなり、全国の広い範囲にわたって伝承されている妖怪物語「稲生物怪録(いのうもののけろく)」の舞台であることから「もののけの里」と言われています。
この「もののけの里・三次」にて秋の収穫祝いと先祖の霊をお迎えし、悪霊を追い払う祭り「ハロウィン」の日に、災害や疫病など人知を超えた現象の由来するものとして、畏れ、時には敬いながら共存してきた「妖怪・もののけ」をテーマに、「もののけハロウィン」を開催します。
また公式WEBサイトで事前に妖怪コスプレを募集中! 審査を通過した方が参加できる「もののけコスプレコンテスト」を10月31日(金)の夜に開催。名古屋を拠点とする本格派妖怪コスプレイヤー集団妖怪衆「ODORO」とともに、ステージパフォーマンスを展開します。
コンテンツの応募はこちら!https://mononoke-halloween.com/entry
日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)
寛延2年(1749年)に広島県三次町を舞台に描かれた複数存在する「稲生物怪録(いのうもののけろく)」絵巻の比較展示や妖怪研究家の湯本豪一氏から三次市に寄贈された妖怪にまつわる絵巻・錦絵・書物・武具・玩具など多岐に渡る妖怪コレクション約5,000点を所蔵する日本初の妖怪博物館です。
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三次が舞台の「稲生物怪録」とは?
「稲生物怪録(いのうもののけろく)」とは、江戸時代中期の三次を舞台とした、稲生平太郎と人間をおどかしにやってきた魔王たちとの不思議な体験を綴った物語です。
物語には多くの怪しげな妖怪が現れるだけではなく、現在も存在する場所や、主人公の平太郎をはじめ、当時の三次に実在した人物が登場します。この作品が誕生してから絵本や絵巻など、さまざまな形態で日本各地に伝えられてきました。それにつれて、物語の内容もまた微妙に変化していますが、いつ、誰が作成したものか、最初はどのようなタイトルだったかなど、いまだ明確にはなっていない謎の多い作品でもあります。
ストーリーは、寛延2(1749)年7月1日、旧三次藩の町内で暮らす16歳の稲生平太郎のもとに、突如、怪物姿の魔王が現れ、それ以降、1ヵ月間にわたり、さまざまな怪しげな妖怪によっておどかし続けられますが、最後までそのおどかしに耐え抜きとおしたというものです。伝承されるにつれ、物語の主軸をなす構成要素(三次・寛延2年・16歳)がなくなったり、逆に魔王が去っていく際に槌を平太郎に手渡すといった、当初にない内容がつけ加えられたりします。
明治以降においても、講談、小説、戯曲作品などに生かされ、最近ではマンガ、オペラ、神楽などにも取り上げられるというように、今日まで伝承され成長し続けている、ある意味で、隠れた大ベストセラーとも言える物語です。
小学校低学年(1、2、3年生)
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム/広島県三次市三次町1691-4)
会場②
卑弥呼蔵
広島県三次市三次町 1143-3
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※日本妖怪博物館ナイトミュージアム入館の場合は別途入館料がかかります(大人600円、高・大400円、小・中200円、幼児無料)
・共催:三次市、湯本豪一記念日本妖怪博物館
・協力:一般社団法人 三次市観光協会、三次地区自治会連合会、三次本通商店街振興組合
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