世界的芸術家 イサム・ノグチ創造の軌跡を辿る
国内外の大型彫刻など90件の作品が集結!
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により開幕を延期していた、世界的芸術家 イサム・ノグチ(1904年〜1988年)の創造の軌跡を辿る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道 Isamu Noguchi: Ways of Discovery」が、2021年4月24日(土)上野の東京都美術館で開催! 前日に行なわれたプレス内覧会に行ってきました!
※東京都の方針により、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、「イサム・ノグチ 発見の道」は2021年4月25日(日)より臨時休室しています。再開時期は未定です。本展に関する今後の最新情報は公式サイトをご確認ください。
https://isamunoguchi.exhibit.jp
20世紀を代表する彫刻家 イサム・ノグチは、彫刻のみならず、舞台美術やプロダクトデザインなどさまざまな分野で大きな足跡を残しました。
「イサム・ノグチ 発見の道 Isamu Noguchi: Ways of Discovery」では、世界的なスケールで活躍したノグチのヴィジョンをあますところなく紹介し、彼が手掛けた彫刻作品を国内外から東京に集め、“ノグチ芸術” の創造の軌跡をたどります。
会場内はフロアごとに「第1章 彫刻の宇宙」「第2章 かろみの世界」「第3章 石の庭」の3つの展示空間で構成され、1940年代から最晩年の1980年代の多様な作品を紹介。国内外の多数の大型作品をはじめ、光の彫刻「あかり」を含めたおよそ90件の作品が集結しています。
1階のエントランスを入ると正面に《黒い太陽》が置かれ、その奥には150灯もの「あかり」によるインスタレーションが登場。優しいあかりを灯しながらも、150灯もの「あかり」はとても幻想的で壮観。そして「あかり」の周囲には各年代の作品が配置されていました。
イサム・ノグチの彫刻作品は石や鉄、鋼板、和紙などさまざまな素材を使用していますが、すべての作品から生命力と躍動、暖かさを感じることができました。
イサム・ノグチにとって彫刻とは生きる希望を与えてくれる力の源でした。その作品はコロナ禍のいま、誰もが希求してやまないものを示してくれるに違いありません。
「イサム・ノグチ 発見の道 Isamu Noguchi: Ways of Discovery」は、2021年8月29日(日)まで東京都美術館で開催!
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