子どもたちに伝えたい!
文化財を未来に残す「保存技術」
文化庁は、文化財の保存のために欠くことのできない文化財の保存技術を広く紹介する選定保存技術発信事業として、2021年1月より延期されていた『日本の技EXPO ~文化財を守る自然の素材と匠の技術~』を、2021年6月5日(土)・6日(日)の2日間、東京・丸の内の東京国際フォーラム ロビーギャラリーで開催します(入場無料)。
『日本の技EXPO』は、日本の大切な財産である文化財を未来に残していくために脈々と受け継がれてきた「文化財の保存技術」の大切さや、伝承者の養成、文化財の修理や原材料、道具などに関する現状を広く一般に紹介するとともに、次世代の担い手や理解者を増やすことを目的に開催するものです。
匠の技を【実演】【展示】【映像】で紹介
『日本の技EXPO』では、国の選定保存技術※のうち、「建造物木工」「屋根瓦葺(本瓦葺)」「左官(日本壁)」「縁付金箔製造」など17件の「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」について、縁付金箔うつし・檜皮葺作業・金輪継ぎ/槍鉋削り作業など先人から受け継がれてきた知恵と熟練の技を披露する【実演】、それぞれの技術を解説するパネルや道具・材料の【展示】【映像】を通じて紹介します。
※文化庁では「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」として選定している。
【実演】先人から受け継がれてきた知恵と熟練の技を披露
【展示】保存技術の解説や保存団体の活動を紹介するパネルや原材料・道具等の展示
【映像】「伝統建築工匠の技」を中心に、「文化財を守る技」を紹介
選定保存技術では初! ユネスコ無形文化遺産
「伝統建築工匠の技」を間近で!
「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」は、2020年12月、選定保存技術としては初となるユネスコ無形文化遺産※に登録されました。「伝統建築工匠の技」が一堂に会する今回の『日本の技EXPO』は、無形文化遺産となる匠の技の数々を間近で体感できる貴重な機会となります。
※芸能や伝統工芸技術などの形のない文化の保護を目的に、これらの文化を登録する制度。
・6月6日(日)10:00~16:00
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
https://www.nippon-no-waza.jp/expo/outline.html
・JR線「東京」駅より徒歩約5分(京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
・有楽町線「有楽町」駅(B1F地下コンコースにて連絡)
・千代田線「二重橋前」駅より徒歩約5分
・千代田線「日比谷」駅より徒歩約7分
・丸ノ内線「銀座」駅より徒歩約5分
・銀座線「銀座」駅より徒歩約7分
・銀座線「京橋」駅より徒歩約7分
・三田線「日比谷」駅より徒歩約5分
料金:200円/30分
・共催:全国文化財保存技術連合会
TEL:03-6271-8515(平日10:00~17:00)
from キッズイベント
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