2021年/アメリカ/カラー
出演:ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』、フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、マーロン・ウェイアンズ『G.I.ジョー』、メアリー・J. ブライジ
監督:リーズル・トミー
配給:ギャガ
© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
すべての人生へ喝采を贈る
最高の音楽エンターテインメント!
アカデミー賞®︎・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演で贈る、この秋必見の音楽エンターテインメント大作『リスペクト』が、2021年11月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞®︎助演女優賞受賞という快挙を成し遂げ、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファー・ハドソンが、その圧倒的な歌声と演技力で主演を務める話題作がついに日本上陸!
ジェニファー・ハドソンもリスペクト
ソウルの女王アレサ・フランクリンの人生
ジェニファーが演じるのは、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン。
今回の映画化にあたってはアレサ本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきた待望のエンターテインメント大作がついに公開される。
私を輝かせるのは、この “声”
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。
極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。
「この曲を、不当に扱われているすべての人に贈ります」
自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく。
実生活では夫の束縛に耐えていたアレサ
今日まで歌い継がれるフェミニズムの象徴的な応援歌
数多くあるアレサの代表曲の1つである「リスペクト」。亭主に対し「家庭を守る私に敬意を払って!」と歌い、女性に対する “リスペクト” を求めるこの曲は世界に広く知られているが、実は既存曲のカバーであることは知らない人も多い。
オリジナルは「アメリカを代表する天才ソウル・シンガー」と言われた黒人男性歌手オーティス・レディングの曲で、汗水流して労働し帰宅した男が妻に対して「家では敬意を払ってくれ」と懇願する内容の歌詞だった。
それをアレサが大胆に女性視点でアレンジし、今日まで歌い継がれるフェミニズムの象徴的な応援歌になった。当時、全米チャートではR&B/ポップともに1位、初のグラミー賞受賞曲にもなり、オーティス本人も「あの娘に曲を奪われたよ」と舌を巻くほどの大ヒットとなった。
ちなみに映画『ブルース・ブラザース 2000』(1998)にアレサが出演した際にはリメイク版を披露。さらに、2021年9月に発表されたばかりのローリング・ストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」では、ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ニルヴァーナ、ボブ・ディランらの名曲をおさえて「Respect」が第1位に輝いた。
実生活では夫テッドの束縛に耐えながら、ステージ上ではそんな悩みも吹き飛ばし、歌詞のとおり自由を歌うアレサ。映画ではこの「Respect」誕生シーンも描かれ、彼女のパフォーマンスとともに胸を熱くさせる展開となっている。
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