トップアスリート総勢26名が集結!
子どもたちとスポーツ&BBQで交流!
日本財団が推進している、アスリートと一緒に社会貢献活動を広げる寄付連動型プロジェクト『HEROs DREAM(ヒーローズドリーム)』が、2023年3月21日(火・祝)豊洲MIFA & LOVEKINGDOMで開催!
『HEROs DREAM』は、「さまざまな困難に直面する子どもの支援」のためにアスリートが寄付を呼びかけ、参加・協力してくれたファンに対して “特別な体験” を提供するもの。今回は日本を代表するトップアスリート総勢26名とアーティスト1名、障がいや難病、車いすの子どもたち31名、一般参加(当選者)48名が日本財団から招待され、サッカーとラグビーで一緒に汗を流し、バーベキューを楽しみました。
本イベントは、車いすキッズや耳の聞こえないデフキッズら障がいのある、普段は外出したりイベントに参加することに少し尻込みしてしまいがちな子どもたちも、健常者も含め老若男女がスポーツであればつながれることを体感する意味ももって実施。アスリートたちは事前に手話を覚えたり、車いすキッズたちも参加できる種目(ヘディング、タグラグビーを一緒に楽しむ方法など)を考えてくれたそうです。
【イベント紹介】HEROs DREAM(ヒーローズドリーム)
憧れのアスリートがこんなに近くに!
子どもも親御さんもアスリートもみんな笑顔!
会場となった豊洲MIFAのフットボールコートには、五郎丸歩さん、巻誠一郎さんらそれぞれのスポーツでプロや日本代表として活躍したアスリートがあちらこちらにいるという目を疑うような場! 子どもたちはもちろんですが、親御さんの方がソワソワ。
参加者はアスリートと一緒にサッカーとラグビーの練習をしたり、アスリートに挑戦したり、アスリートによるプロの技を見せてもらったり、特別な体験をしていました。中でも子どもたちとのサッカー対決、ラグビーのラインアウトでのリフトは、体験してみたい子どもたち、大人も殺到!
うまくできればアスリートの方全員で拍手や、うまくいかなくても「ナイスファイト!」の掛け声は、子どもたちにチャレンジすることの大切さを感じさせてくれましたし、友だちに話しかけるような感じで話をしてくれたり、教えてくれたり、本来あまり近づくことができないアスリートと気持ち的にも近い距離で接することができるのは、とても素晴らしかった。さらにアスリートの方々が親御さんにも声をかけ、子どもたちと同じように体験させてくれ、子どもたちはもちろん、親御さんも、そしてアスリートも、みんな本当に楽しそうで、常に笑顔がはじけていました。
アスリートが火をおこし肉を焼く!?
子どもたちがアスリートの姿から得たものは
一緒にスポーツをできるだけでもすごいのに、スポーツのあとはバーベキュー。しかもアスリートの方々がせっせと火をおこし、肉を焼き、一緒に食べる。こんな光景見たことない! 一流の人たちって、ただスポーツができるだけではなく、やはり人としても素晴らしい。アスリートの方々のホスピタリティあふれる姿から、子どもたちはたくさんのことを自然と学べたのかな、と感じました。
当日はWBCで日本がメキシコを逆転で下し、翌日はいよいよアメリカと決勝とWBCも大盛り上がり。さりげない気遣いで日本チームをまとめ盛り上げる大谷翔平選手の姿も重なり、スポーツの、そしてアスリートの方々の素晴らしさを改めて実感した1日となりました。
『HEROs DREAM』は今後も開催!
子どもたちが成長する素晴らしい機会
『HEROs DREAM』は今後も不定期で開催される予定です。さらに日本財団ではアスリートとともに社会課題解決の輪を広げていくことを⽬的とした「HEROs~Sportsmanship for the future~」プロジェクトを推進(『HEROs DREAM』もこの一環)、アスリートの方々と交流できるイベントを実施しています。親子で素晴らしい体験ができ、子どもたちは夢や目標が見つかるかもしれない素晴らしいイベントだと思うので、機会があればぜひご参加ください。今回参加した親御さんは、子どもたちがこの1日で大きく成長したことを実感しているんじゃないかな、と確信しています。
HEROs~Sportsmanship for the future~
https://sportsmanship-heros.jp
五郎丸歩さんスポーツ交流の感想
障がいを持った子どもたちと一緒にスポーツを行うのは初めてだったので、みんなが楽しめるようにするにはどうしたらいいか、この1週間ずっと考えていました。でもピッチに立ったら子どもたちもすごくアグレッシブで、自分たちが思っている以上に健常者に近い形で動ける子もいて、今後のためにもとてもいい経験になりました。
アスリートがそれぞれのスポーツの良さを発信することは大事だと思っています。アスリートをきっかけにそのスポーツをはじめる子どもたちもいるので、こういう機会を通じて、子どもたちが「夢は叶えることができるんだ」と、そういう希望を感じられる時間になっていたら良かったなと思います。僕らも、みなさんに夢や希望を見せることができるよう、これからもがんばっていきたいですね。
杉山美紗さんスポーツ交流の感想
元アーティスティックスイミング日本代表。シルクドゥソレイユ “O” に7年間出演
子どもたちから話しかけてくれたり、車いすの子たちも「こうやったらいいんだよ」と教えてくれたり、たくさん学ばせていただきましたし、私自身もすごく楽しかったです。サッカーやラグビーのアスリートの方と一緒に体を動かす機会はなかなかありませんし、アスリートの方のすごさも感じられて、素晴らしい機会になったと思っています。
コロナ禍でここ数年はできなくなっていましたが、個人的にも小学校の水泳の時間などで子どもたちとの交流を行なっていて、足のつくプールでリズムにあわせて体を動かしたり、今日、子どもたちがボールと仲良くなったように、水と仲良くなるようなアクティビティはできるんじゃないかなと、そのヒントもいただきました。
「私に何ができるんだろう?」と思っていましたが、たくさんのアスリートの方が活躍されていて、子どもたち、大人の方も楽しんでいて、自分も何かしたいなと、大きなことはできなくても、目の前にいる人たちに関わることで少しでも何か良い変化が起きる、それをちょっとずつ広げていけたらと思いました。
長谷川隆治さんスポーツ交流の感想
公益財団法人 日本財団 経営企画広報部 部長
一般参加の方、車いすキッズ、そしてアスリートと、スポーツを通すとみんなが一緒に楽しめるというのが、すごく良かったですね。
未来を担う子どもたちの元気がない、僕らが、子どもたちが将来に希望が持てない時代にしてしまっているので、子どもたちに「自分たちがそういう世の中を変えていける」という自信を持ってもらえるような、イベントにより行う内容は異なっても、芯の部分はそこにつながるプロジェクトを今後も行っていきたい、スポーツ界からその取り組みを広げていきたいと思っています。
子どもたちにはスポーツを通してチャレンジする楽しさ、成功する喜びを感じてほしいと思っています。そして、アスリートはものすごい技術を持っているだけでなく、マインドもものすごくパワフルなので、前向きなマインドも伝わったらいいなと思っています。
また今回集まったトップアスリートたちは少しの工夫で障がいのある子どもたちも一緒に楽しめることを学んでいただいたので、今後はそれぞれが持つさまざまなイベントで、障がいのある子どもたちも気軽に参加できるイベントにしていただけると嬉しいですね。
社会貢献活動に取り組んでいるアスリートは多いので、日本財団としてはそれをもっと深めていけるようなサポートをしたいと思っています。そして、その取り組みが、メディアや世にもっとポジティブに評価していただけるような雰囲気づくりもしていきたいですね。社会貢献もエンタメ的にできれば、もっと広がるかなと思っています。
HEROs~Sportsmanship for the future~
https://sportsmanship-heros.jp
参加アスリート
◎サッカー
橋本英郎氏/巻 誠一郎氏/佐藤勇人氏/加地 亮氏/播戸竜二氏/玉田圭司氏/田中裕介氏/近藤直也氏/坪井慶介氏/波戸康広氏
◎ラグビー
五郎丸 歩氏/大野 均氏/大西将太郎氏/藤井 淳氏/オト ナタニエラ氏/吉田朋生氏/畠山健介氏
サポートアスリート
杉山美紗氏(元アーティスティックスイミング選手)/中川真依氏(元飛び込み選手)/竹村 幸氏(元競泳選手)/笹原 龍氏(プロテニスプレーヤー)/廣澤沙綾氏(プロ水上スキーヤー)/久光邦明氏(元フットサル選手)/杉本一樹氏(元空手選手)/関根明子氏(元トライアスロン選手)/瀬川真帆氏(ホッケー選手)
◎アーティスト
・GAKU-MC 氏(ミュージシャン)
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