映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』が2023年7月28日（金）全国公開！ クワガタオージャー／ギラ役の酒井大成さん（写真右）、カマキリオージャー／ヒメノ・ラン役の村上愛花さん（写真左）にインタビュー！
早くみんなに観てほしい！
王様もみんなで映画館で観たい！
ー ちょうど1ヵ月後の7月28日（金）が映画の公開です。いまの気持ちは？
酒井大成さん（クワガタオージャー／ギラ）
大スクリーンでキングオージャーを観ていただけることにすごくワクワクしていますし、精一杯演じた作品なので、たくさんの方に観ていただきたいと思っています！
村上愛花さん（カマキリオージャー／ヒメノ・ラン）
アフレコのときに少し映像を観ることができたんですが、それを観た瞬間に「早くみんなに観てほしい！」という気持ちが湧き上がってきました。かっこいいシーンはもちろん、元気をもらえたり、感動したり、みんなに向けたメッセージもあるので、たくさんの方に楽しんでいただけたらなと思っています。今からワクワクしています！
ー 完成した映画はまだご覧になっていないんですね。
村上愛花さん
完成したものはまだ観ていないんです。でも、映画館に観に行きたいですね。
酒井大成さん
みんなで映画館に行って観たいですね。みんなそれぞれ気持ちがこもっている作品ですし、自分が出ている作品を映画館で観るのはちょっとドキドキします。
【映画紹介】2023年7月28日（金）全国公開！ 2大ヒーローによる豪華2本立て！ 映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』
©2023 映画「ギーツ・キングオージャー」製作委員会
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©テレビ朝日・東映 AG・東映
ギラの王としての覚悟
ヒメノの強さは必見！
ー 今回の映画、それぞれの役から「ここに注目して！」というところを教えてください。
酒井大成さん
「王として何がしたいのか？」に悩むギラがデボニカ（佐倉綾音）に連れられて、シュゴッダム初代国王 ライニオール（中村獅童）と出会うことで、「こういう王になりたい！」と、めざす王としての姿を見出します。その覚悟を決める瞬間は、一番注目してほしいところですね。
「精一杯演じた作品」と自信をのぞかせる酒井大成さん。どんな王をめざすのか、その姿はもちろん、酒井さんの演技にも注目！
村上愛花さん
ヒメノは小さいときに両親を殺されているんですが、死の国=ハーカバーカで両親と再会します。演じていて、ヒメノって本当に心から強いんだなというのを感じたので、ヒメノの強さ、前向きなところをみなさんに観ていただきたいと思っています。
ー ギラ、ヒメノとして半年ほどの期間を過ごされてきましたが、演じはじめた頃と比べ、それぞれの役について新たな気づきなどはありましたか？
村上愛花さん
命をおとした両親との向き合い方や辛いことの乗り越え方など、戦いだけではなく、ヒメノって本当に強いなと改めて感じています。そして映画ではヒメノの前向きさや挫けない、引きずらない、パッと気持ちを切り替えるところなど、新しい一面も出ているなと思っています。
ー どこからその力が出てきているのでしょうか？
村上愛花さん
もし私がヒメノのような立場になったらすごく辛くなってしまうけど、ヒメノはただ悲しむだけじゃなく、その先を見ているからだと感じていて、それは演じるうえでも意識しました。
©2023 映画「ギーツ・キングオージャー」製作委員会
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酒井大成さん
ギラは他の王たちよりも感情表現が豊で喜怒哀楽がはっきりしていると思ったんですが、自分が想像していたよりも、ものすごく “真っ直ぐ” なんだと感じています。民を犠牲にする者は、兄であるラクレスでも許せないと怒りを持ち続けるところなど予想以上に一直線に突き進むので、もっともっとエネルギーを込めて演じないといけないなと、最近すごく感じています。
ー ギラは自ら「邪悪の王」と名乗り、あえてみんなの前で悪役を演じています。そこの難しさはありますか？
酒井大成さん
邪悪を演じてはいても、真っ直ぐで芯の部分は変わっていません。「ラクレスをうつ」「バグナラクを倒す」という目的がはっきりしていて軸はブレないので、そこは違和感なく演じることができています。
映画でもギラの “真っ直ぐ” さは全開！ どんなことに “真っ直ぐ” になるのかお楽しみに！ きっと多くの人に響くはず！
豪華ゲストに “やってやる！” の意気込み
6人の王の一致団結にシビれる！
ー 映画の撮影では、テレビとは異なる準備や、気持ちのうえでの違いはありましたか？
酒井大成さん
ゲストの方が中村獅童さん、佐倉綾音さん、雛形あきこさんとすごく豪華で、とにかく意気込んでました。
ー すごいゲストを前に緊張はありませんでしたか？
酒井大成さん
初日のファーストカットはめちゃめちゃ緊張したんですが、でもだんだんほぐれてきましたね。
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村上愛花さん
私のシーンは気を張っていたらできないと思ったので、あえて気を張らないようにフラットな状態で撮影に挑みました。でもゲストの方のお芝居や、他のメンバーも新たな一面が出てくるので、それを目の当たりにすると、とても魅力的で引っ張られそうになってしまって。テレビシリーズでは “みんなで一斉に！” ということが多いんですが、映画ではみんなの目的がバラバラなところもあるので、みんなとはテンションが違ってもいいと、引っ張られるのをグッとこらえて「自分はこういく」という意志の強さで挑みました。でも心構えが違っても、ちゃんと一体感は出たなと思っています。
グッと抑えたところと、みんな一緒に弾けるところ、映画では村上愛花さんのさまざまな表情、演技が観られそうです
ー ジェラミー・ブラシエリを入れると6人の王様はそれぞれとても個性的ですが、映画の撮影をする中で、改めて6人の王様のチームワークを感じたことはありましたか？
酒井大成さん
バラバラなんですが、やっぱり “みんな一緒に！” というところがあって、そこはめっちゃカッコいいよね。
村上愛花さん
カッコいい！ あれがカッコいい！
酒井大成さん
ギラもみんなが来てくれることを信じているんですよね。以心伝心というか。
村上愛花さん
だから “王” なんですよね。みんな “王” としての覚悟があって、一致団結する強さはスーパー戦隊の見どころだと思います。映画ならではの迫力を感じられると思います。
王様全員が一致団結するところは、やっぱり “すごい！” と意気投合。「カッコいいよね」と、2人で大盛り上がり！
酒井さん、村上さんの「小さな幸せ」
子どもはもちろん、大人にも響く作品に！
ー 映画でギラは、生きていくうえで「小さな幸せ」の大切さを訴えています。今、大切にしている「小さな幸せ」は？
村上愛花さん
観葉植物を育てていて、お水をあげるとすごく元気に大きくなるんです。でも忙しくて疎かになっていると、しょぼんとしちゃって、そういう可愛らしいところに幸せを感じています。
モデルでもある村上愛花さんに「きれいになる、きれいでいる秘訣」を聞くと「キレイというよりは健康が一番なので、健康であることを大切に、常に意識しています。食事、運動、人とのコミュニケーション、それが自分を磨くことにつながっているのかなと思います」
酒井大成さん
キングオージャーへの出演が決まって半年ほど経ちます。小さな幸せではないかもしれませんが、今はこれが日常になっているので、“ここにいられる幸せ” を日々感じています。常に初心にかえって、1日1日、スタッフさんとの会話、カメラの前に立てるということをすごく大切にしていきたいと思っています。
ー この映画をたくさんの子どもたちが観ると思います。映画を通して、子どもたちにはどんなことを伝えたいですか？
酒井大成さん
6人の王がそれぞれ伝えたいメッセージを持っていますが、ギラはやっぱり「小さな幸せ」って、すごく大事だということですね。
村上愛花さん
生き抜く強さ。そして、それぞれの王の譲れない部分、自分なりの正義があるので、それを子どもたちに届けられたらなと思います。
大人になると、子どもの頃はまわりに支えられて生きていたんだ、ということがすごくよくわかります。でも子どもの頃の真っ直ぐさ、誰かと一緒にいるからこそ真っ直ぐでいられたということを、大人になっても忘れてほしくないなと思っています。それが、子どもたちだけでなく、大人にも響くところだと思っています。
「どうしたらお2人のようにヒーローになれますか？」の質問に、「みんなの心の中にヒーローはいるんだよ。それを忘れないで（村上愛花さん）」「そうだよ。誰でもなれるんだよ（酒井大成さん）」
ー テレビシリーズについても、今後の見どころを教えてください。
酒井大成さん
回を重ねるごとに王たちの友情、一体感が増していきます。今後、さらに団結していけるのか、というのは見どころのひとつですね。そして個人的には、ギラがシュゴッダムの王様になったあとのまわりとの関係性も楽しみにしてほしいですね。
ー 最後に、映画の見どころをお願いします。
酒井大成さん
テレビでは観られない戴冠式や死の国の世界観はど迫力ですし、豪華なキャストのみなさんと、それぞれの王の覚悟、それをぜひ観ていただきたいと思っています！
©2023 映画「ギーツ・キングオージャー」製作委員会
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©テレビ朝日・東映 AG・東映
村上愛花さん
30分とは思えないすごく濃い内容になっています。王様それぞれのエピソードがあるので、ひとつひとつを見逃さずに楽しんでください！
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』
ギラの国王就任の戴冠式が盛大に行われる中、“死の国=ハーカバーカ” への扉が突如として開かれる！ 死の国でギラたち6人の王様に待ち受ける前代未聞の試練とは？！
若き王様たちは、もとの世界へ帰ることができるのか？ そして “自称王様” のギラはシュゴッダムの真の国王になれるのか！？
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』は、映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』との豪華2本立て！
酒井大成（さかい たいせい）
1998年生まれ。福岡県出身。2021年末から2022年にかけて行われた「レプロ30周年主役オーディション」に合格し、芸能界入り。2023年1月より放送のBSテレビ東京『親友は悪女』にて初のドラマ出演を果たす。2023年3月より放送開始の『王様戦隊キングオージャー』にてクワガタオージャー／ギラ役で初主演を務める。
村上愛花（むらかみ えりか）
2000年生まれ。福島県出身。2018年、ファッション雑誌『ViVi』創刊35周年記念・専属モデルオーディションでグランプリを獲得。2019年より専属モデルとして活動。2021年4月、ABEMATVオリジナルドラマ『ブラックシンデレラ』で女優デビューを果たす。
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