恐竜大好きな息子と恐竜イベント
「DINO SAFARI 2024」へ!
わが家の5歳になる息子は大の恐竜好き! 毎日息子に恐竜クイズを出されては不正解つづきの母。そんな凸凹コンビな私たちにピッタリのイベントがあるということで、親子で渋谷ヒカリエへ。そこでは、恐竜がまるで生きているかのように歩き回り、恐竜どうしが対決する「DINO SAFARI 2024(ディノサファリ2024)」が、このゴールデンウィークに開催するとのこと! 果たして一体、どんなイベントなのか詳しくレポートします!
【イベント紹介】2024年4月26日(金)〜5月6日(月・振休)に渋谷ヒカリエで開催! DINO SAFARI 2024(ディノサファリ2024)
会場に向かう途中でも「動く恐竜に会えるなんてドキドキする!」「恐竜が歩くなら場所は外? どんなところなんだろう?」とワクワクが止まらない様子の息子。
ところが、渋谷駅に到着してヒカリエが近づくにつれて「ちょっと怖くなってきた‥‥」と緊張してきたようです。
いざ「DINO SAFARI 2024(以下、ディノサファリ)」の会場となるヒカリエホールに入ると、ちょっと薄暗い会場内に原始的な太鼓のリズムが鳴り響いています。座席は前方は芝のようなシートで、最後尾のみ椅子になっています。座席間隔があまり広くないので、荷物はコンパクトに。前方のシート席に座る場合は脱ぎやすい靴と、足を崩せる服装がマスト!
「ディノサファリ」の鍵を握るのは
緑色に光る石「ワンダースカル」
この日はゲネプロ(通し稽古)の前に舞台挨拶がありました。舞台挨拶ではなんと恐竜たちも登場! カメラに向かって大きな口を開けて迫ってきました。照明や音響の演出もなく、ただ恐竜が目の前を闊歩するだけなのですが、シンプルに迫力があって怖い。
大人である私も本物ではないと頭ではわかっているのに、本能的に生命の危機を察知し、恐竜が目の前を通りすぎる際は思わず目を逸らしてしまいました。息子も「怖い〜、怖い〜!」と連呼。私の膝の上に避難してきました。
その後は株式会社ON-ARTの金丸賀也社長、ナビゲーターのアンナ役・中村麻里子さん、リック役・柏木祐介さんが登場し、ディノサファリの秘話や今回の舞台にかける想いを話してくれました。
金丸社長によると、「今回は、このディノサファリがなぜ生まれたのかが明らかになります」とのこと。どうやらディノサファリシリーズに登場する緑色に光る石「ワンダースカル」が、その秘密の鍵を握っているようです。
これまでディノサファリを毎回観ているファンの方には、重要な秘密が明らかになるストーリーなのでぜひチェックです。とはいえ、今回だけでも完結したストーリーに仕立てられているので、初めての方でもたっぷり楽しめる内容になっていますよ。
そして、いよいよゲネプロの幕が上がります。今回のナビゲーターはディノサファリ初参加の柏木祐介さん扮するリック。子どもたちとディノサファリに参加する上での3つの約束(注意事項)を交わし、「3つのルールを守れるかな? それじゃあ出発!」と、エイエイオーの掛け声とともに冒険がスタート! 柏木さんのリックは初々しさがありつつも元気で落ち着きもあり、ディノサファリの魅力をたっぷり堪能できるものでした。
生きているかのような恐竜が続々登場!
手が届くほどの間近で観察もできる!
次々と現れる恐竜たちに息子も真剣な表情。まるで生きているかのような恐竜たちを目の前に、リックがその生態系についても解説してくれます。生きていた時代や名前の由来、食べていたものや性格など、大人の私でも興味深いことでいっぱい。
息子も知っていることがあったときには、リックの解説にあわせて「そうなんだよ!」と一緒になって恐竜の生態を私に教えてくれました。
中でも印象的だったのはステゴサウルスの観察です。出てきたステゴサウルスがブルブルと身体を震わせたかと思ったら、なんと “うんち” をぽとり! 図鑑やDVDで恐竜が食物を食べる姿はよく見かけますが、排泄をする姿を目にすることはなかなかありません。それもこんな生きているかのような姿で見られるとは、とっても貴重です。
ステゴサウルスには近づいて観察することもできます。最大の特徴である骨板の大きさや、巨大な体躯に対してかなり小さい頭部、トゲトゲした尻尾など、その生態を間近で体感することができます。
そこからはギガノトサウルスにティラノサウルス、トリケラトプスなどが次々と現れ、一瞬も目が離せない展開が続きます。その間、会場内のスクリーンに映し出される天候も、晴れていたり、雷が轟く大雨だったりと常に移り変わります。表情豊かな自然の風景が一層、恐竜たちの生き生きとした姿を引き立ててくれます。
いよいよ物語のクライマックス!
ティラノサウルス VS ギガノトサウルス
ここまでは交互で登場していたティラノサウルスとギガノトサウルスが、幸か不幸か、とうとう鉢合わせ!
リックによると、ティラノサウルスは北アメリカ、ギガノトサウルスは南アメリカに生息していたそうです。どちらも同じ白亜紀後期に生息していた恐竜ですが、本来なら出会うことのなかった2頭がこうしてバトルをするのも “ディノサファリ” ならでは!
互いに一歩も引けを取らない、まさに最強肉食恐竜どうしの頂上決戦! その熱気が伝わったのか、興奮したほかの恐竜たちが集まり、会場は一気にヒートアップ! 果たして、どうなってしまうのか!? そしてワンダースカルの秘密とは!?
公演後もまだまだ楽しめる!
ワークショップ&ドリンクカウンター
公演が終わったところで、ヒカリエホールBで開催されている「わくわくDINOワークショップ」へ。「化石さがし」や「恐竜すくい」が楽しめます「化石さがし」では、キラキラした砂を掘ってみると次々にアンモナイトの化石が出てきます! 5歳の息子は1分間で10個近くの化石を掘り出していました。持ち帰れるのは1つのみですが、小さなお子さんでも自分の力で化石を掘り出せるので満足度は高いですよ。
ほかにも恐竜の缶バッチ作りやフィギュアの色塗りなどのワークショップがあり、子どもの「やってみたい」意欲を刺激してくれます。
ドリンクカウンターでは「きょうりゅうのたまご」ドリンクや、肉食恐竜のようにガブリとかじりつきたくなる「きょうりゅうのお肉」などが購入できます。息子はプレミアたまごのチョコみるく味を注文。飲み終わったあとの卵型の容器は記念に持ち帰って、おやつケースにしています。
大人も子どもも
恐竜がもっと好きになる!
ディノサファリを見終わったあとしばらくは「怖かった〜、もう見たくない」と言っていた息子。でも家に帰った途端、お留守番していたお姉ちゃんとパパに大興奮で恐竜たちの様子を話していました。「ステゴサウルスがね、こんな近くにいたんだよ!」「ティラノサウルスがトリケラトプスの首を狙ってたの!」。怖がりながらも、恐竜たちの勇姿はしっかりと目に焼きつけてきたようです。
さらに「恐竜って本当にいたんだね。でも今日の恐竜はロボットなんでしょう?」とも。息子はこれまでも図鑑やDVD、博物館の標本などで恐竜を見てきました。でも今回ディノサファリを見て初めて、自分が今いる地球に同じように、恐竜も実際に生きていた生き物なんだという実感が湧いたようでした。
まるで本物のような恐竜たちを、実はロボットだということを息子が理解していたことも親としては驚きでした。「どんな風に動いてるんだろうね?」「恐竜の中はどうなっているんだろう?」と、恐竜たちが動いている仕組みにも興味津々の様子。ぜひ恐竜たちを動かしているロボットの秘密を親子で知る機会があったらいいなと思いました。
今回、親子ではじめて参加したディノサファリ。恐竜がまるで生きているかのように歩きまわると聞いてはいましたが、その迫力は想像以上でした!
ここまで熱くディノサファリについて語ってきましたが、おそらく実際の迫力の100分の1も伝わっていない気がします。それぐらい、五感をフル活用して体感するディノサファリの「センス・オブ・ワンダー(自然に触れて深く感動する力)」は、筆舌に尽くし難いものなんです!
「生き物の生態を知る」「約束事を守る」「みんなで協力する」という大切な要素もいっぱい詰まったディノサファリ。ぜひ、このゴールデンウィークに親子で体験してみてくださいね。
「DINO SAFARI 2024(ディノサファリ2024)」は、2024年4月26日(金)〜5月6日(月・振休)のゴールデンウィークに渋谷ヒカリエで開催!
【イベント紹介】2024年4月26日(金)〜5月6日(月・振休)に渋谷ヒカリエで開催! DINO SAFARI 2024(ディノサファリ2024)
(TEXT:Narumi)
from キッズイベント
https://ift.tt/9WK8CIX
コメント
コメントを投稿