ガッチャードの “集大成” となる映画
すべてのキャラクターに見どころ満載!
ー 今回の映画、それぞれの役から「ここに注目して!」というところを教えてください。
本島純政さん(一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード)
映画では、“もうひとりのガッチャード” 仮面ライダーガッチャードデイブレイクとともに、未来の世界を舞台に戦いを繰り広げます。
未来の世界で、現在の宝太郎(本島純政さん)がDAIGOさん演じる “未来の宝太郎” を𠮟咤激励するシーンがあるんですが、そこのセリフがとても好きで、『仮面ライダーガッチャード』という作品、そして「一ノ瀬宝太郎」の魅力がとてもよく出ていると思っています。
宝太郎がずっと持ち続けている “あきらめない心” があったからこそ、このセリフが出てきたわけで、それが未来の宝太郎に影響を与える大事な場面です。
ー そのシーンは松本さん演じる久堂りんねも深く関わっていますよね?
松本麗世さん(九堂りんね/仮面ライダーマジェード)
はい。そのシーンにもぜひ注目してほしいですし、りんねにも “未来のりんね” という存在がいるので、そこにもぜひ着目してください。
そしてアルザードという、顔がミナト先生にそっくりな敵が出てきます。アルザードに対する複雑な感情をりんねの表情から感じとっていただければと思います。
藤林泰也さん(黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド/ヘルクレイト)
今回は黒鋼スパナとヘルクレイトという2役を演じています。ヘルクレイトに関しては、「なぜそうなってしまったのか」ということを考察しながら観ていただくと、より楽しめるんじゃないかと思っています。
スパナとヘルクレイトでは、1回観ただけでは気が付かない、ちょっとした変化も入れて演じ分けています。ぜひ何度も観ていただけると嬉しいです。
熊木陸斗さん(ミナト/アルザード)
アルザードの顔に注目していただきたいです。ミナトにはなかった大きな傷があるんですが、なぜその傷を負ったのか、考察しながら観ていただきたいなと思っています。
ー アルザードは敵役ですが、テレビシリーズでもミナト先生は生徒たちを裏切ったことがあります。敵役になる気持ちはいかがですか?
熊木陸斗さん
最っ高ですね!
一同
(笑)
本島純政さん
俺たちの言葉が響いたって言っていましたよね!?
熊木陸斗さん
まったく響かないんだよね、アルザードには。演じていて楽しさしかなかったです(笑)。
同じ役を1年間演じ続けるという機会はなかなかなくて本当に貴重な体験なんですが、役者なら誰しも、どんどんいろいろな役に挑戦したいという気持ちも、同じ役をやればやるほど膨らむと思うんです。だからその気持ちを爆発させていただきました(笑)。
ー 藤林さんも共感できますか?
藤林泰也さん
全然違うキャラクターなので、はっちゃけましたね(笑)。
安倍乙さん(銀杏蓮華)
宝太郎とりんねは未来に行きますが、今の世界に残っている私たちのところにも未来から敵がやって来ます。私はズキュンパイア※に憑依されて “ズキュン蓮華” になって一生懸命に戦うシーンがあります。蓮華も成長しているので、そこを見てほしいですね。
※ズキュンパイア:見た者のハートを狙い撃ちして虜にする吸血鬼(バンパイア)のようなケミー。
富園力也さん(鶴原錆丸)
今まで2人で協力して錬金術を使うことはありましたが、今回は僕と蓮華、ミナト先生、そして鏡花さん※の4人が協力して錬金術を組み合わせるシーンがあって、集大成だなと感じさせてくれると思います。そこは注目してほしいですね。
※鏡花さん(枝見鏡花):錬金連合の開発者で、スパナの師匠。スパナが仮面ライダーヴァルバラドに変身するためのヴァルバラドライバーの開発も手がける。演じるのは福田沙紀さん。
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DAIGOさんとの共演は「SGA」
変身シーンにも思い出が!
ー 昨年の冬(2023年12月22日)に公開されたガッチャード初の映画のときに本島さんと松本さんにインタビューをさせていただいたのですが、テレビシリーズもその頃とは比べものにならないくらい変身前のアクションが多く、激しくなっていると感じます。今回の映画も変身前のアクションは見どころのひとつですか?
松本麗世さん
私はアルザードとの戦いがあったのですが、ミナト先生と同じ顔をした敵に対して、怒りや悔しさの感情を持ちながらアクションをするのがすごく難しかったです。
あと、生身でのアクションですごく感じるのが、お芝居でなんとかがんばるのですが、ふとしたときに “りんね” ではなく“松本麗世” という私自身が、敵のパンチなどの攻撃をすごく怖がっているのを感じることがあるんです。
でも、りんねも同じくらいの歳だし、近い存在だからこそ、日々、絶対に怖い思いをしているのに、誰かを守るために立ち向かって戦っているりんねってすごいなって、アクションが激しくなるたび改めて尊敬します。
ー 未来の宝太郎をDAIGOさんが演じていますが、共演はいかがでしたか? ぜひDAI語で教えてください。
藤林泰也さん
おっ! DAI語だよ。言える? むずいよ!
本島純政さん
ちょっと待って! え〜と「SGA」で、意味は「スーパー ガッチャ ありがとうございました」です!
DAIGOさんは大大大先輩なんですが、未来の宝太郎がDAIGOさんじゃなかったら、どうなっていたんだろうと思うくらい、現場でとてもコミュニケーションをとってくださり、フレンドリーに接してくださって、本当に感謝しています。
テレビシリーズでホッパー1がマルガムにされてしまい、倒されてしまう回があったのですが、僕がその回のOA後にあげたインスタグラムにDAIGOさんが「泣いたよ」とコメントくださったり、映画の撮影が終わった後も交流が続いています! 未来の宝太郎がDAIGOさんで本当に有難かったったなと思っています。
ー DAIGOさんとの共演で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
本島純政さん
一緒に変身するシーンがあるんですが、DAIGOさんが僕の変身ポーズを動画に撮って、それを覚えて動きやポーズをあわせてくださったんです。そこまでしてくださるんだ、と感激しました。
ー りんねは、並行世界ではありますが未来へ行き、そこで未来の自分の姿を見てしまいます。どんな気持ちでしたか? そして今(現世)のりんねはどうしようと思いましたか?
松本麗世さん
未来に行って、未来の宝太郎の隣にりんねがいない時点で、少し勘づいていたんじゃないかなと思います。テレビシリーズでも今までに未来の宝太郎は助けに来てくれたことがありましたが、りんねはいませんでした。だから未来の世界でりんねは存在するのかな、と。
でも、りんねはそれを覚悟して未来に行ったと思いますし、覚悟していたからこそ落ち込まずに前を向こう、今できることをやろうと、前向きなりんねがいたのかなと思います。
ー 宝太郎に負けないくらいケミーが好きな錆丸から見て、今回の映画の中で注目のケミーは何ですか?
富園力也さん
やっぱりギガントライナーですね。みんなの力をあわせて錬成しないとできないケミーなので。しかも自分たちでつくった迫力あるケミーです。それで宝太郎とりんねは未来世界へ行くことができました。
“あきらめない心” を感じてほしい
予想外の展開に、豪華ゲストも登場!
ー この映画をたくさんの子どもたちが観ると思います。映画を観た子どもたちに、どんなことを伝えたいですか?
本島純政さん
映画では “あきらめない心” “仲間との絆” をとても強く描いていると思っています。未来の宝太郎は今の宝太郎とは少し違う宝太郎なんですが、宝太郎の “あきらめない心” が未来の宝太郎に影響を与えたし、“仲間との絆” は未来の宝太郎を励ます力にもなりました。
そして映画やテレビシリーズで描いている “仲間との絆” とは別に、僕たち『仮面ライダーガッチャード』のメンバーやスタッフの方も “仲間との絆” で1年間がんばっていて、その情熱は映像を通して子どもたちにも伝わると思いますし、ぜひ感じてもらいたいなと思っています。
ー ミナト先生はいかがですか?
熊木陸斗さん
ホント今、宝太郎が言った通りですね。
一同
(笑)
熊木陸斗さん
この映画は、日々の励みになる作品になっていると思うので‥‥
藤林泰也さん
先生、絶対に気を抜いてたでしょ!
熊木陸斗さん
いや、同じ質問が来るとは思わなかったから(笑)。でも、この映画が、子どもたちの日々の活力になってほしいです。
ー お姉さん的立場の蓮華から、映画を楽しみにしている方にメッセージを、ぜひ関西弁でお願いします。
安倍乙さん
関西弁で!
いやぁ〜、テレビシリーズも観てくれてると思うんやけど、やっぱり続きが気になるよな。でもな、映画ではテレビでは味わえないような世界線が存分に扱われているから、絶対に観に来てな!
一同
(拍手)
ー 安倍さんありがとうございます! ほかに、こんな見どころもある、というところがあれば、ぜひお願いします!
本島純政さん
映画では予想外の「ミラクルガッチャード」が登場します!
「ミラクルガッチャード」は未来の宝太郎とりんね、そして錬金アカデミーのみんながいなかったらできあがらない、“仲間との絆” を深く感じられるフォームです。みなさんにも気に入っていただけると自信を持って言えるフォームになっています。
藤林泰也さん
ゲストの方の話もしていないね。子どもたちに人気の小島よしおさんが出演してくださっています!
本島純政さん
そう! 小島よしおさんがケミーを錬成するときのシーンなんですが、僕は最初お芝居を見て笑ってしまって。でも監督に「そこは笑わずに真剣な顔で聞いてほしい」と言われて、本当に真剣に「なんの錬成をしているんですか?」と聞いているんです。小島よしおさんのおもしろさと、宝太郎の真っ直ぐで、ちょっと抜けているところが出ているおもしろおかしく笑えるシーンになりました。
藤林泰也さん
子どもたちも絶対にそのシーンは喜んでくれると思う。
本島純政さん
シリアスなシーンが続く間にあるので、少しホッとする場面ですね。
ー 宝太郎は小島よしおさんと一緒にやっていないんですか?
本島純政さん
宝太郎はやっていませんが、アトロポスとクロトーは一緒にやっています(笑)。
一同
えー!
藤林泰也さん
そうなんだ! それは僕たちも楽しみ!
安倍乙さん
楽しみ!
本島純政さん
ぜひそこは観てほしいですね。あと、未来の世界ではアトロポスとクロトーは未来の宝太郎の仲間なので、宝太郎のことも応援してくれるんですよ。これはテレビシリーズを観ている人からするとあり得ないことですよね。映画ならではの見どころです!
最後まで一緒に駆け抜けて!
映画から “明日もがんばろう” というパワーを!
ー テレビシリーズもそろそろ佳境ですが、ぜひテレビシリーズの見どころも教えてください。
松本麗世さん
クライマックスに向けて本当にいろいろなことが起こり、一人ひとりにがんばるシーンがあって、みんな大事に大事に撮影しています。最高の作品にするために私たちも最後までがんばるので、ぜひ最後まで観ていただきたいですし、一緒に駆け抜けてください!
ー 黒鋼スパナはなかなか全容が見えない人物だと感じています。これからスパナはどうなるのでしょうか?
藤林泰也さん
ひとつだけ言えるのは「スパナは変わっていない」ということですね。変わっていないからこそ、一周まわって原点に戻ると言いますか。
スパナはどちらかと言うと宝太郎やりんね、蓮華、錆丸よりもミナト先生や鏡花さんたち大人のグループの方にいて、宝太郎たちに対して我慢していたこと、後悔など、言いたくても言えなかったことを抱えています。
そんな葛藤の末に自分の中で答えを導き出すんですが、宝太郎とは正義に対する捉え方が違っていて、最終的に同じところに辿りつけばいいなとは思いますが、スパナはスパナなりの道があるので、ぜひそこも最後まで観てください!
ー 映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
本島純政さん
『仮面ライダーガッチャード』として1年間がんばってきた集大成の作品なので、映画を楽しみにしてくださっている方がたくさんいることが本当に嬉しいです。キャスト、スタッフ一同、想いを込めて1シーン1シーン大切に挑んできたので、この映画を観た方に “あきらめない心” “仲間との絆” というパワーを与えられたらなと思っています。そして、明日もがんばろうと思ってもらえれば嬉しいです!
『仮面ライダーガッチャード』&『爆上戦隊ブンブンジャー』2大ヒーローによる豪華2本立て映画、映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』は、2024年7月26日(金)より全国公開!
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2024年7月26日(金)全国公開!
2大ヒーローによる豪華2本立て!
映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』
突如、時空ゲートから現れる敵に襲撃を受ける宝太郎やその仲間たち。苦戦を強いられる中、敵は未来から送り込まれていることが発覚する‥‥。
未来には、かつて幾度も宝太郎たちの窮地を救った “20年後の宝太郎” = 仮面ライダーガッチャードデイブレイクがいる。
「今度は俺が助けなきゃ!」
未来の危機を察知した宝太郎たちはケミーとの協力により “ギガントライナー” を出現させデイブレイクのいる未来への大冒険に出発!
さあ、ふたりのガッチャード、錬金術師とケミーたち、みんなで力を合わせて未来を取り戻せ!
本島純政(もとじま じゅんせい)
2005年生まれ、東京都出身。『仮面ライダーガッチャード』一ノ瀬宝太郎役にオーディションで選ばれテレビドラマ初主演、2023年12月公開の『仮面ライダーTHE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ最強ケミー★ガッチャ大作戦』で映画初主演を務める。過去の出演作はテレビドラマ『ハヤブサ消防団』(2023年/EX)、『4月の東京は…』(2023年/MBS)、『3年VR組』(2023年/KTV)、ウェブドラマ『クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~』(2023年/Paravi)など。
松本麗世(まつもと れいよ)
2008年生まれ、鹿児島県出身。幼少時代より地元鹿児島でタレント活動を行い、2018年に開催された「第7回モデルオーディション」に合格し、女子小学生向け雑誌『ニコ☆プチ』専属モデル・プチモとしてモデルデビュー。2023年にはファッション誌『セブンティーン』主催の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2023」に出場。ファイナリストとなったことでセブンティーン専属モデルとなった。2023年9月より放送開始『仮面ライダーガッチャード』にてヒロイン・九堂りんねを演じる。モデル、女優として活動中。
藤林泰也(ふじばやし やすなり)
1999年生まれ、京都府出身。9歳から10年ほどハワイで過ごし19歳で帰国。第31回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストに選ばれ芸能活動をはじめる。主な出演作は映画『サイレント・トーキョー』(2020年)、映画『東京リベンジャーズシリーズ』(2023年)、舞台『劇団ハイキュー』(2023年)など。ドラマ、舞台、映画、そしてモデルとしても活躍中。
安倍乙(あべ おと)
2000年生まれ、大阪府出身。エントリー総数5,000人の中から選ばれ、2017年より秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動。雑誌『美的』のレギュラーモデルも務める。主な出演作にテレビドラマ『おっさんずラブ』(2018年/EX)、映画『ベイビーわるきゅーれ2 ベイビー』(2023年)などがある。女優活動だけでなく、バラエティなどマルチに活躍中。
富園力也(とみぞの りきや)
1998年生まれ、兵庫県出身。日本テレビのバラエティ番組『キミモテロッジ~家づくりで声優オーディション!?~』で声優デビューを飾る。現在はダンス&ボーカルグループ「UNiFY」を立ち上げて活躍中。主な出演作にテレビドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(2019年/NTV)などがある。
熊木陸斗(くまき りくと)
1990年生まれ、新潟県出身。大学在学中にスカウトされ芸能活動をはじめる。主な出演作にテレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(2016年/TBS)、『アライブがん専門医のカルテ』(2020年/CX)、映画『NO CALL NO LIFE』(2021年)などがある。
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